全コマンド管理
「全コマンド管理」は、Bot が持つすべてのコマンドとコンテキストメニューを、モジュールをまたいで一覧で確認し、有効・無効の切り替えや権限設定をまとめて行える画面です。各機能(モジュール)の画面に移動しなくても、ここから横断的に「どのコマンドを使えるようにするか」「誰が使えるようにするか」を管理できます。
変更内容は、画面下部に表示される「未保存の変更があります」から「保存」をクリックするまで反映されません。設定を変えただけで離れると、変更は適用されないのでご注意ください。
この画面でできること
- 登録されているすべてのスラッシュコマンドとコンテキストメニューの一覧表示
- 検索とフィルタ(モジュール・種別・状態)による絞り込み
- コマンドごとの有効・無効の切り替え
- コマンドごとの個別権限設定(どのロール・権限を許可/拒否するか)
- Discord の権限よりも個別設定を優先させる「強制上書き」の設定
画面の見かた
ヘッダーと件数バッジ
画面右上に 2 つのバッジ:
| バッジ | 意味 |
|---|---|
| 「全 N 件」 | 登録されているコマンドとコンテキストメニューの合計件数 |
| 「有効 N 件」 | そのうち、現在「有効」になっている件数 |
検索とフィルタ
一覧上部の検索欄とフィルタ:
- 検索欄: コマンド名・説明文・モジュール名のいずれかに含まれる文字で絞り込めます。
- 「モジュール」: 機能(モジュール)で絞り込みます。既定は「全モジュール」です。
- 「種別」: コマンドの種類で絞り込みます。「すべての種別」「スラッシュコマンド」「コンテキストメニュー」から選べます。
- 「状態」: 有効・無効で絞り込みます。「全状態」「有効のみ」「無効のみ」から選べます。
フィルタの下には、絞り込み結果の件数が「N 件を表示」と表示されます。条件に当てはまるコマンドが 1 件もない場合は、「条件に一致するコマンドがありません。」と表示されます。
「スラッシュコマンド」は /ban のようにチャット欄から実行するコマンド、「コンテキストメニュー」はメッセージやユーザーを右クリック(長押し)して「アプリ」から実行するメニューです。コンテキストメニューには「コンテキスト」というバッジが付きます。
コマンドの一覧(アコーディオン)
コマンドは折りたたみ式の一覧(アコーディオン)で表示され、各行をクリック(タップ)すると展開して設定項目が表示されます。
各行の見出しに並ぶ情報:
- コマンド名:
/banや「Make it a Quote」など、実際の呼び出し名 - モジュール名: そのコマンドが所属する機能名(例: 「モデレーション」)
- 「コンテキスト」バッジ: コンテキストメニューの場合に表示
- 「強制上書き」バッジ: 後述の強制上書きが有効な場合に表示(赤系)
- 状態バッジ: 「有効」または「無効」
コマンドの設定を変更する
サイドバーから「全コマンド管理」を開く
Bot の管理画面で、ナビゲーションのメニューから「全コマンド管理」(リストのアイコン)を選びます。
対象のコマンドを絞り込む
検索欄にキーワードを入力するか、「モジュール」「種別」「状態」のフィルタを使って、設定したいコマンドを絞り込みます。
コマンドを展開する
一覧から目的のコマンドの行をクリック(タップ)して展開します。展開すると、そのコマンドの権限情報と設定スイッチが表示されます。
必要な設定を変更する
後述の各スイッチや権限エディタで、有効・無効や権限を設定します。
変更を保存する
設定を変えると、画面下部に「未保存の変更があります」「変更を保存するか、破棄してください」という案内が表示されます。「保存」をクリックすると変更が反映されます。元に戻したい場合は「破棄」をクリックします。
コマンドを展開したときの設定項目
展開すると、上から順に次の項目が表示されます。
個別設定しない場合の最低Discord権限
「個別設定しない場合の最低Discord権限」は、個別権限設定を使わないときに、そのコマンドを実行するために最低限必要となる Discord の権限を表示する案内エリアです(表示のみで、ここでは変更できません)。
表示される内容は次のいずれかです。
| 表示 | 意味 |
|---|---|
権限名(例: Ban Members、Manage Server) | 実行にこれらの Discord 権限が必要です。複数ある場合は「 / 」で区切って表示されます |
| 「特別なDiscord権限は不要」 | 特別な Discord 権限がなくても実行できます |
| 「メタデータなし」 | 必要権限の情報が登録されていません |
コマンドを有効化 / コンテキストメニューを有効化
このスイッチで、コマンド自体の利用可否を切り替えます。
- スラッシュコマンドの場合は「コマンドを有効化」
- コンテキストメニューの場合は「コンテキストメニューを有効化」
スイッチをオフにすると、そのコマンド(メニュー)はサーバーで使えなくなり、見出しの状態バッジが「無効」になります。
個別権限設定を有効化
「個別権限設定を有効化」をオンにすると、BotShade 独自の細かい権限設定(後述の「詳細権限設定」)を使うようになります。オフのときは、通常の Discord の権限判定がそのまま使われます。
このスイッチをオンにすると、すぐ下に「詳細権限設定」のエディタが表示されます。
Discord権限より個別設定を優先
「Discord権限より個別設定を優先」をオンにすると、個別権限設定を Discord の既存権限よりも優先して強制的に適用します(見出しに「強制上書き」バッジが付きます)。
このスイッチは「個別権限設定を有効化」がオフの間は操作できず、その場合は下に「個別権限設定を有効化すると利用できます。」と表示されます。先に「個別権限設定を有効化」をオンにしてください。
オンに切り替えようとすると、確認モーダルが開きます(後述)。
「Discord権限より個別設定を優先(強制上書き)」は、Discord の既存権限をバイパス(無視)して個別設定を適用するため、管理者向けコマンドでも意図しない権限の付与・制限につながる恐れがあります。本当に必要な場合だけ使用してください。
詳細権限設定(個別権限設定)
「個別権限設定を有効化」をオンにすると表示される「詳細権限設定」では、ロール単位・権限条件単位で、コマンドを使える人を細かく制御できます。設定欄は次の 4 つに分かれています。
| 項目 | 役割 |
|---|---|
| ホワイトロールリスト | 許可するロールを指定します。リストに含まれるロールは常にアクセスが許可されます。 |
| ブラックロールリスト | 拒否するロールを指定します。リストに含まれるロールはアクセスが拒否されます。 |
| ホワイト権限リスト | 許可する権限条件を設定します。条件に一致するメンバーはアクセスが許可されます。 |
| ブラック権限リスト | 拒否する権限条件を設定します。条件に一致するメンバーはアクセスが拒否されます。 |
ロールリストの設定
「ホワイトロールリスト」「ブラックロールリスト」では、ロール選択欄からロールを選んで追加します。追加したロールはバッジで一覧表示され、各バッジのゴミ箱アイコンで削除できます。
権限リスト(条件)の設定
「ホワイト権限リスト」「ブラック権限リスト」では、「条件を追加」ボタンで権限の条件を追加できます。1 つの条件は「条件 #1」「条件 #2」のように番号が振られ、次の 2 つで構成されます。
- 判定モード: 条件に含めた権限をどう評価するかを選びます。
| モード | 意味 |
|---|---|
| AND (すべて必要) | 条件に含めた権限をすべて満たす必要があります |
| OR (いずれか1つ) | 条件に含めた権限のいずれか 1 つを満たせば許可されます |
| STRICT (完全一致) | 権限が条件と完全に一致する場合のみ許可されます |
| CONTAINS (含む) | 指定した権限を含んでいる場合に許可されます |
- 権限のチェック: 「招待を作成」「メンバーをBAN」「管理者」など Discord の各権限の一覧が並び、チェックボックスで条件に含めるかを選びます。チェックした権限には「許可」または「拒否」のバッジが付き、バッジをクリックすると許可/拒否を切り替えられます。
条件は複数追加でき、各条件の右上にあるゴミ箱アイコンで削除できます。
ロールや権限条件による細かい制御の考え方は、コマンド権限設定の使い方 でも詳しく解説しています。あわせてご覧ください。
強制上書きの確認モーダル
「Discord権限より個別設定を優先」をオン(またはオフ)に切り替えようとすると、「危険な権限上書きの確認」というモーダルが開きます。
モーダルには、対象のコマンド名と、「この設定を有効にすると、Discord 側の既存権限よりも個別権限設定を優先して適用します。管理者向けコマンドでも強制上書きされるため、意図しない権限付与や制限につながる可能性があります。」といった注意が表示されます。
- 「確定する」をクリックすると、強制上書きの設定が切り替わります。
- 「キャンセル」をクリックすると、変更せずにモーダルを閉じます。
このモーダルで「確定する」をクリックした時点ではまだ最終保存ではありません。画面下部の「保存」をクリックして初めてサーバーに反映されます。
変更の保存
内容を確認する
切り替えたスイッチや権限設定が意図どおりかを、各コマンドの状態バッジ(「有効」「無効」「強制上書き」)で確認します。
「保存」をクリックする
パネルの「保存」ボタンをクリックすると、すべての変更がまとめて保存されます。保存が完了すると「保存しました」という通知が表示されます。
やり直したいときは「破棄」
変更をなかったことにしたい場合は「破棄」をクリックすると、保存前の状態に戻ります。
複数のコマンドをまとめて設定した場合も、最後に必ず「保存」をクリックしてください。
次のステップ / 関連ページ
- コマンド権限設定の使い方 — ホワイト/ブラックリストや権限条件の考え方
- モジュールの基本と共通操作 — 各機能の画面と共通の操作方法
- Bot概要 — Bot 全体の状態とダッシュボードの見かた
- モデレーション —
/banや/kickなどのモデレーションコマンド