Bot 機能(モジュール)の基本と共通操作
BotShade では、モデレーションや入退室メッセージ、投票、抽選など、Bot に追加できるさまざまな機能を「モジュール」と呼びます。各モジュールはダッシュボード上の専用の設定ページを持っており、画面で項目を選んだり入力したりするだけで、コードを書かずに Bot の動作を組み立てられます。
どのモジュールでも「機能を開く → 機能を有効化する → 設定する → 保存する」という流れは同じです。機能ごとの設定項目は機能の一覧の個別ページで説明しています。
機能の設定ページを開く
Bot を選ぶ
ダッシュボードのトップから、設定したい Bot を選んで開きます。
メニューから機能を選ぶ
メニューには、機能が「サーバー管理」「メッセージ」「AI」「ゲーム情報」「コミュニティ」「娯楽」「便利機能」の 7 つのカテゴリーに分かれて並んでいます。カテゴリー見出しをクリックすると配下の一覧を折りたたんだり開いたりでき、開閉の状態は機能を切り替えても保たれます。「検索...」欄に機能名(例:「投票」「チケット」)を入力すると、一致する機能だけが絞り込まれ、そのあいだは折りたたんだカテゴリーも開いた状態になります。機能名を選ぶと、その設定ページが開きます。
機能名には、有効化済みかどうかを示すマークが付きます。まだ提供されていない機能はメニューに並びません。
メニューにないアドレスを直接開くと「モジュールが見つかりません」と表示されるため、その場合はメニューから正しい機能を選び直してください。
設定ページの構成と「機能の有効化」トグル
どの機能ページも同じ形をしています。ページ見出しの右端に「機能の有効化」トグルがあり、その機能全体の ON / OFF を切り替えるメインスイッチです。オフのままだと、コマンドやチャンネルなどの細かい設定を済ませていても機能全体が動作せず、オフの間は各設定欄も編集できません。
設定の本体は、見出しの下にある下線タブで領域を切り替えます。タブは「共通」「サーバー別」(機能によって「サーバー別 常時応答」のように名前が変わります)「コマンド」(「サーバー別」とあわせてタブ名に件数が付きます)「その他」の順に並び、その機能に存在する領域だけが表示されます。各領域の中は罫線で区切られた区画と、「項目名と説明 + 右側の操作」からなる 1 行で構成されます。
機能の有効・無効は保存した時点で Bot に反映され、その機能のコマンドが Discord のコマンド一覧に追加・削除されます。Bot を再起動する必要はありません。
新しく作成した Bot では、チケット・ウェルカムメッセージ・認証・バックアップ・経済・ミニゲーム・自動応答・レベリング・Make it a Quote・各種の情報表示など、ほとんどの機能が最初から有効になっています。既定でオフなのは AI 応答・メッセージスクリーンショット・固定メッセージ・サーバー掲示板の 4 つです。
設定を保存する
設定を変更すると保存バーが現れます。「保存」をクリックするまで、変更内容は Bot に反映されません。「破棄」をクリックすると、その機能ページで行った変更が保存前の状態に戻ります。保存が完了すると「保存しました」、通信エラーなどで保存できなかったときは「保存に失敗しました」と表示されるため、失敗した場合はしばらく時間をおいてからもう一度「保存」をクリックしてください。
保存せずにほかのページへ移動しようとすると、未保存の変更について確認が表示されることがあります。
Discord 上の設定パネル
/protection settings /ticket settings /level settings /welcome settings /responder settings /rolepanel settings など、Discord 側で開く設定パネルは全機能で同じ体裁です。設定 1 件が「項目名・現在の状態・右側の操作ボタン」の 1 行として並び、「戻る」「閉じる」「更新」はパネル最下部の操作バーにまとまります。複数の画面を持つパネルには、タブとページ送りが付きます。
コマンドの権限について
多くの機能は、サーバー内で使える「コマンド」を提供します。「どのロールがそのコマンドを使えるか」「どのチャンネルで使えるか」といったコマンドの権限設定は、各機能ページとは別の専用ページで一括して管理します。
コマンドを並べる区画は、機能ページの「コマンド」タブにある「コマンド設定」(コンテキストメニューだけを持つ機能では「コンテキストメニュー設定」)です。詳しい設定方法は、コマンド権限設定をご覧ください。
コマンドが実行される前のチェック
メンバーがスラッシュコマンドやコンテキストメニュー(メッセージ・ユーザーを右クリックして開くメニュー)を使うと、Bot は実際の処理を始める前にそのメンバーが使ってよいかどうかを確認します。確認は次の流れで行われ、いずれかの段階で「使えない」と判断されると、そこで止まってエラーメッセージが返されます。
- まず、Discord 側で必要な権限(例: BAN 系コマンドならメンバーを BAN する権限)を満たしているか
- 次に、コマンド権限設定で決めたロールやメンバー権限の許可・禁止リストに当てはまるか
この 2 つは独立しており、両方を満たしたメンバーだけがコマンドを実行できます。確認はコマンドを使うたびに、そのメンバーのロールや権限をもとにその場で行われます。
許可・禁止が判定される順序
コマンド権限設定では、ロールやメンバー権限ごとに「許可(ホワイトリスト)」と「禁止(ブラックリスト)」を指定できます。Bot は次の優先順位で判定します。
サーバー管理者の通過(既定)
サーバーの管理者は、原則としてコマンド権限設定の許可・禁止に関わらず実行を許可されます(後述の例外を除く)。
禁止リストの確認
禁止リストにあるロールやメンバー権限に当てはまる場合、許可リストや既定値に関わらずその時点で実行できなくなります。禁止は許可より優先されます。
許可リストの確認
禁止に当てはまらず、許可リストのロールやメンバー権限に当てはまる場合は実行を許可されます。
既定値での判定
どの許可・禁止にも当てはまらない場合は、そのコマンドの既定値で決まります。多くのコマンドは既定で許可されます。一部のコマンド(チケット、抽選・投票のコンテキストメニューなど)は、安全のため明示的に許可したロール・権限以外は実行できないよう、既定で禁止になっています。
ロールごとの許可・禁止に加えて、Discord のメンバー権限(例: メッセージの管理)を条件にすることもできます。複数の権限を指定したときの当てはめ方には、「指定したすべての権限を持つ場合」「指定したいずれかの権限を持つ場合」など複数のモードがあり、コマンド権限設定のページで選べます。
権限がないときに表示されるメッセージ
権限を満たさないメンバーがコマンドやコンテキストメニューを使おうとすると、本人にだけ見える(ephemeral な)メッセージで実行できないことが案内され、処理は行われません。
| 状況 | 表示されるメッセージ |
|---|---|
| スラッシュコマンド・カスタムコマンドの権限不足 | Botの権限設定により、このコマンドを実行する権限がありません。 |
| コンテキストメニューの権限不足 | この操作を実行する権限がありません。 |
コンテキストメニューの権限は、同じ機能のスラッシュコマンドとは別に管理されます。スラッシュコマンドを許可していても、コンテキストメニューには別途許可が必要な場合があります(現在コンテキストメニューがあるのは、抽選の終了・再抽選と、投票の終了です)。
管理者でも実行できないケース
コマンドによっては、誤操作を防ぐために「サーバー管理者であっても、コマンド権限設定の許可・禁止をそのまま適用する」設定になっていることがあります。この場合、管理者であっても許可リストに入っていなかったり禁止リストに入っていたりすると、コマンドを実行できません。重要な操作を限られたメンバーだけに任せたいときに役立ちます。
一部のコマンドは常に使える
about(ボット情報)や、リマインダーの編集など、ごく一部のコマンドは権限チェックの対象外で、機能が有効であれば誰でも使えます。
カスタムコマンドの権限とクールダウン
ダッシュボードで作成した独自のコマンド(カスタムコマンド)にも、実行前のチェックが入ります。
-
有効・無効: コマンドを無効にすると、Discord のコマンド一覧や入力候補にも表示されなくなり、使えなくなります。
-
権限: コマンドごとに使えるロールや権限を指定できます。コマンドごとに指定がない場合は、カスタムコマンド全体に対する共通の権限設定が使われます。どちらも指定がない場合は、既定では誰でも使えます。権限を満たさないと、
Botの権限設定により、このコマンドを実行する権限がありません。というメッセージが本人にだけ表示されます。 -
クールダウン: コマンドごとに「一度使ったら次に使えるまでの待ち時間」を設定できます。単位は秒・分・時のいずれかから選べます。待ち時間中に同じコマンドを使おうとすると、本人にだけ次のメッセージが表示され、実行されません。
クールダウン中です。あと {remaining:.0f}秒 お待ちください。上の
{remaining:.0f}秒の部分には、残りの待ち時間(秒)が入ります。クールダウンはメンバーごと・コマンドごとに数えられます。既定ではクールダウンは設定されていません。クールダウンの確認は権限の確認のあとに行われるため、このメッセージが表示された時点ではそのコマンドを使う権限は満たしています。
機能や個別コマンドを止めたいとき
止め方は範囲ごとに分かれています。機能全体を止めるなら「機能の有効化」をオフに、特定のコマンドだけを止めるならそのコマンドを個別に無効に、特定のロール・権限のメンバーにだけ使わせたくないならコマンド権限設定の禁止リストに追加します。
無効にしたコマンドは Discord の入力候補から消えるため、実行しようとしたメンバーには Discord から This command does not exist. と表示されることがあります。機能全体をオフにした場合は、/economy ... のようにサブコマンドを持つコマンドもグループごとコマンド一覧から消えます。
プランと機能の関係
すべての機能は BotShade Free / Plus / Pro / Max のどのプランでも開いて設定できます。プランで変わるのは機能そのものの可否ではなく、パネル数・埋め込みのフィールド数・AI クレジット・ランキングの表示件数といった個々の上限値です。上限の具体的な値は、各機能ページに記載しています。
BotShader AI のみ、利用にプレビューアクセスの権限が必要です。プレビューアクセスがない場合はその機能だけが利用できません。
プランとコマンドの権限は別のものです
サーバー内でどのメンバーがどのコマンドを使えるかは、プランとは関係なく、コマンドの権限についてで説明したロール・権限のチェックで決まります。上位プランを利用していても、コマンド権限設定で許可していなかったり禁止していたりするメンバーは、そのコマンドを実行できません。
機能の一覧
メニューのカテゴリーごとに、主な機能を挙げます。
サーバー管理
- モデレーション — 警告・タイムアウト・キックなどの管理機能
- 入退室メッセージ — メンバーの参加・退出時にメッセージを送る
- ロールパネル — ボタンなどでロールを自分で付け外しできるパネル
- チケット — 個別の問い合わせ対応用チャンネルを作成する
- バックアップ — サーバー構成のバックアップ
- サーバー保護 — 荒らしや不正な操作からサーバーを守る
- サーバー情報 — サーバーの情報を表示する
- 認証 — 参加者に認証を求めて安全を高める
- ロール保持 — 退出したメンバーのロールを再参加時に戻す
メッセージ
- 埋め込み — 見栄えの良い埋め込みメッセージを作成する
- 投票 — メンバーに投票をしてもらう
- ウェルカムメッセージ — 新しく参加したメンバーへの歓迎メッセージ
- 抽選 — プレゼント企画などの抽選を行う
- 絵文字コピー — 他サーバーの絵文字をコピーする
- 自動応答 — 特定のメッセージに自動で返信する
- レベリング — 発言量に応じてレベルが上がる仕組み
- 固定メッセージ — メッセージをチャンネルの最下部に固定し続ける
- メッセージスクリーンショット — 選んだ範囲のメッセージを画像に書き出す
AI
- AI 応答 — AI がメンバーのメッセージに応答する
- Agent Workspace — チャンネルを開発支援のセッションとして使う(AI 応答の中で有効化します)
ゲーム情報
- ゲーム支援ツール — ゲーム向けの便利ツール
コミュニティ
- サーバー掲示板 — BotShade のサイト上の公開掲示板にサーバーを掲載する
娯楽
- ミニゲーム — チャットで遊べるミニゲーム
- 経済 — 通貨や所持金などの経済システム
- Make it a Quote — メッセージを画像の名言風に加工する
便利機能
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