コマンド権限設定の使い方(全機能共通)
ほとんどの機能ページにある「コマンド設定」(コンテキストメニューだけを持つ機能では「コンテキストメニュー設定」)では、その機能のスラッシュコマンドやコンテキストメニューを 1 つずつ有効化し、誰が使えるかを決められます。仕組みはどの機能でも共通で、プランによる制限はありません。
変更は、機能ページ全体の「保存」で反映されます。
コマンドを有効化する
「コマンドを有効化」をオフにすると、管理者を含めてサーバーの誰もそのコマンドを使えなくなります。特定のロールだけに使わせたい・禁止したいときは、オンのまま「個別権限設定を有効化」を使ってください。
新しく作成した Bot では、すべてのコマンドとコンテキストメニューが有効です。
個別権限設定を有効化する
- オフのとき: Discord の権限で判定されます。詳細設定の上部に表示される「最低 Discord 権限」が、そのコマンドの実行に必要な権限です(例: モデレーションの「キック」は Kick Members、サーバー保護や認証など管理者向けのコマンドは Administrator)。
- オンのとき: BotShade 独自の判定に切り替わり、「詳細権限設定」が使えるようになります。ただし、コマンドにもともと必要な Discord 権限(ベースライン)がある場合、それを満たさないメンバーはホワイトリストを確認する前に拒否されます。
詳細権限設定
6 種類のリストで、誰がコマンドを使えるかを決めます。
| リスト | 役割 | 上限 |
|---|---|---|
| 「ホワイトロールリスト」 | 含まれるロールを許可します | — |
| 「ブラックロールリスト」 | 含まれるロールを拒否します | — |
| 「ホワイトユーザーリスト」 | 指定したユーザーを許可します。ロールより優先されます | 25 件 |
| 「ブラックユーザーリスト」 | 指定したユーザーを拒否します。ロールより優先されます | 25 件 |
| 「ホワイト権限リスト」 | 権限の条件に一致するメンバーを許可します | — |
| 「ブラック権限リスト」 | 権限の条件に一致するメンバーを拒否します | — |
ユーザーリストには、メンバー一覧に出てこない相手もユーザー ID を直接入力して追加できます。
権限リストの条件
権限リストには、Discord の権限を組み合わせた条件を複数追加できます。各権限は「許可」(その権限を持っていること)と「拒否」(持っていないこと)を切り替えられます。条件の判定方法は次の 4 種類です。
| モード | 意味 |
|---|---|
| 「AND (すべて必要)」 | 条件に含めたすべての権限を満たす場合に一致します |
| 「OR (いずれか1つ)」 | 条件に含めた権限のうち、いずれか 1 つを満たせば一致します |
| 「STRICT (完全一致)」 | 条件に指定した権限の状態と完全に一致する場合に一致します |
| 「CONTAINS (含む)」 | 条件に指定した権限を含んでいる場合に一致します |
Discord 権限より個別設定を優先(強制上書き)
「個別権限設定を有効化」がオンのときだけ操作できます。オンにすると、ベースラインの Discord 権限や管理者バイパスを無視して、個別権限設定だけを適用します。切り替えは、確認ダイアログで「確定する」をクリックするまで反映されません。
強制上書きをオンにすると、管理者でもホワイトリストに含まれていなければ拒否され、逆に本来は強い Discord 権限が必要なコマンド(サーバー保護・認証・バックアップなど)でもホワイトリストのメンバーには許可されます。ホワイト/ブラックの設定内容を十分に確認してから使ってください。
権限判定の順序
コマンドやコンテキストメニューが実行されるたびに、次の順で判定し、先に決まったものが優先されます。
- コマンドが無効 なら、誰が実行しても拒否します。
- 管理者バイパス: 強制上書きがオフなら、Discord の管理者権限を持つメンバーはここで許可されます。強制上書きがオンなら、管理者も一般メンバーと同じ扱いです。
- ブラックリスト: ブラックユーザー → ブラックロール → ブラック権限の順に確認し、一致すれば拒否します。ホワイトより先に判定されるため、両方に該当するメンバーは拒否されます。
- ホワイトリスト: ホワイトユーザー → ホワイトロール → ホワイト権限の順に確認し、一致すれば許可します。ユーザーリストは DM から実行された場合にも評価されます。
- 既定のアクセス: どれにも一致しなければ、そのコマンドの既定値(既定のアクセス)で決まります。
強制上書きがオフの場合、ベースラインの Discord 権限を満たさないメンバーは、ホワイトリストを確認する前に拒否されます。
既定のアクセス
どのリストにも当てはまらなかったときの既定値は、ほとんどのコマンドで「許可」です。例外は次のとおりです。
| コマンド | 既定 | ベースラインの Discord 権限 |
|---|---|---|
/ticket create・/ticket settings・/ticket panel | 拒否 | チャンネルの管理(Manage Channels) |
コンテキストメニュー 抽選を終了する・抽選をリロールする | 拒否 | サーバーの管理(Manage Server) |
コンテキストメニュー 投票を終了する | 拒否 | メッセージの管理(Manage Messages) |
既定が拒否のコマンドを使わせるには、ホワイトリストなどで使えるメンバーを明示的に許可してください。コンテキストメニューの Make it a Quote・スクショ範囲を選択 は既定で許可され、ベースラインの権限もありません。
常に実行できるコマンド
/about と /reminder edit は、権限設定の内容に関わらず誰でも実行できます。
カスタムコマンドの権限
カスタムコマンドでは、まずそのコマンド個別の権限設定を確認し、無ければカスタムコマンド全体の共通設定に従います。どちらも無い場合は実行が許可されます。強制上書きもコマンドごとに設定でき、オンにしたコマンドに限って管理者バイパスが無効になります。
権限の判定はクールダウンより先に行われるため、権限がなくて拒否されたメンバーにクールダウンのメッセージが表示されることはありません。クールダウンと実行上限は コマンドビルダーの概要 をご覧ください。
拒否されたときのメッセージ
本人にだけ見えるメッセージで、拒否された理由が表示されます。スラッシュコマンドとカスタムコマンドでは「このコマンド」、コンテキストメニューでは「このメニュー」についての文になります。
| 拒否された理由 | 表示されるメッセージ |
|---|---|
| ブラックリストに該当した | サーバーの設定により、このコマンドの利用が制限されています。 |
| 「コマンドを有効化」がオフになっている | このコマンドはこのサーバーでは無効になっています。 |
| ベースラインの Discord 権限が足りない | このコマンドを実行するには、次の権限が必要です: (権限名) |
| ホワイトリストに含まれていない | このコマンドを実行するには、次のいずれかが必要です。 のあとに、許可されているロールや権限の条件が表示されます |
ブラックリストで拒否されたときは、どの設定に該当したかは表示されません。
うまくいかないとき
- 許可したはずなのに使えない: ブラックリストはホワイトリストより先に判定されます。両方に該当していないか確認してください。ベースラインの Discord 権限が足りていない可能性もあります。
- コマンドがだれにも使えない: 「コマンドを有効化」がオフになっていないか確認してください。オフのコマンドは管理者でも実行できません。
- 管理者なのに拒否される: 強制上書きがオンになっていると、管理者も一般メンバーと同じ扱いになります。「コマンドを有効化」がオフの場合も拒否されます。
- コンテキストメニューが使えない: 抽選と投票の右クリックメニューは既定でアクセスが拒否されており、ベースラインの Discord 権限も必要です。既定のアクセスの表を確認してください。
- 権限リストの条件が効かない: AND モードは条件に含めたすべての権限を満たす必要があります。OR モードにすべきでないか確認してください。
関連ページ
- モジュールの基本と共通操作 — 機能全体の有効化と保存
- カスタムコマンド一覧と管理
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