ボット情報(/about)
「ボット情報」は、Bot の概要や統計などを表示する /about コマンドを管理する機能です。サーバーのメンバーが /about を実行すると、Bot に関する情報がチャットに表示されます。
この機能は無料で利用できます。設定できるのは /about コマンドの有効/無効と、誰が使えるか(権限)だけのシンプルな機能です。
設定項目は /about コマンドの権限のみです。表示される情報の細かいカスタマイズはありません。
この機能でできること
/aboutコマンドを有効にして、サーバーで Bot の情報を表示できるようにする/aboutコマンドを「誰が使えるか」をロールや権限で細かく制限する
メニュー上の表記は「ボット情報」です。サイドバー(またはトップ/ボトムのメニュー)の「便利機能」グループの中にあります。
/about を実行したときの表示
サーバーのメンバーが /about を実行すると、Bot は 1 つの埋め込み(Embed)で Bot の情報をまとめて返します。引数やオプションはなく、コマンド名を実行するだけで表示されます。
埋め込みの見出しには Bot の名前が入り、説明文には BotShade で作成された Discord Bot です。 と表示されます。Bot にアイコンが設定されている場合は、そのアイコンが埋め込みのサムネイル(右上の小さな画像)として表示されます。
埋め込みには、次の 7 つの項目が並びます。
| 項目 | 表示される内容 |
|---|---|
| Bot ID | Bot のユーザー ID(数値)です。 |
| Owner | Bot の所有者の名前に続けて、ID をかっこ書きのコード表示で添えて表示します(名前のあとに ID が並ぶ形式)。取得できない場合は 取得できませんでした と表示されます。 |
| Plan | 常に Beta Edition と表示されます。 |
| WS Latency | Bot と Discord の間の WebSocket 通信の遅延を、ミリ秒単位で 45ms のように表示します。 |
| Uptime | Bot が現在の稼働を開始してからの経過時間です(後述)。 |
| Server Count | Bot が参加しているサーバーの数です。 |
| User Count | 参加している全サーバーのメンバー数を合計した値です。1,234,567 のように 3 桁ごとの区切りで表示されます。 |
これらの数値は、/about を実行したその時点で集計されます。
BotShade は現在ベータ版で、本来プレミアムの機能も含めてすべての機能を、すべてのユーザーが無料で利用できます(全員にプレミアムが付与されています)。
実際の動作と既定値
- コマンドの初期状態:
/aboutは既定で有効です。 - 必要な権限:
/aboutは公開コマンドで、特別な Discord 権限は不要です。誰でも実行できる情報表示コマンドとして扱われ、権限チェックを経ずに利用できます(個別権限設定を使う場合を除く)。 - 埋め込みの色: 埋め込みは Discord の標準ブランドカラー(Blurple、
#5865F2)で表示されます。 - 対象範囲:
/aboutは Bot が参加しているすべてのサーバーで共通して利用できます。
Uptime(稼働時間)の表示について
Uptime は、Bot が現在の稼働を開始してからの経過時間を「日・時・分・秒」で表示します。値が 0 の単位は省略され、秒は常に表示されます。たとえば次のように表示されます。
1日 2時間 30分 45秒2時間 15分 30秒
Bot が再起動・再読み込みされると、Uptime はそこからリセットされて再びカウントが始まります。
表示されるメッセージ
/about の埋め込み内で、状況に応じて表示される文言:
- Bot の所有者情報を取得できなかったとき、
Ownerの項目に取得できませんでしたと表示されます。
なお、所有者情報や WebSocket の遅延、サーバー数・ユーザー数といった値は、それぞれ取得できる範囲で表示されます。一部の値が取得できない場合でも、/about の表示そのものが失敗することはなく、取得できなかった項目だけが代わりの文言や 0 として表示されます。
注意点・うまくいかないとき
Uptimeが思ったより短い: 稼働時間は Bot の最後の起動・再読み込みからの経過時間です。Bot が再起動するとリセットされるため、メンテナンスや更新の直後は短い値になります。Ownerが取得できませんでしたになる: 所有者情報は Discord 側から取得します。一時的に取得できない場合はこの文言が表示されますが、/aboutの他の項目は通常どおり表示されます。- アイコン(サムネイル)が表示されない: Bot にアイコンが設定されていない場合、サムネイルは表示されず、その他の項目だけが表示されます。
/aboutが使えない: 後述のとおり、ページ上部の「機能の有効化」と「コマンド権限設定」内の「コマンドを有効化」の両方がオンで、かつ保存済みである必要があります。
コマンド一覧
| コマンド | 内容 | 引数 | 使える人 |
|---|---|---|---|
/about | Bot の名前・ID・所有者・WebSocket 遅延・稼働時間・サーバー数・ユーザー数を 1 つの埋め込みで表示します。 | なし | 全員(公開コマンド) |
設定の開き方と保存の流れ
「ボット情報」のページを開いてから、機能を有効化し、必要に応じてコマンド権限を設定し、最後に保存します。
メニューから「ボット情報」を開く
Bot の管理画面のメニューで、「便利機能」グループの中にある「ボット情報」を選び、このページを開きます。
「機能の有効化」をオンにする
ページ上部にある「機能の有効化」のスイッチをオンにすると、この機能そのものが利用可能になります。
コマンド権限設定で /about の有効・権限を設定する
「コマンド権限設定」というカードが表示されます。ここで /about コマンドの有効/無効や、使える対象(権限)を設定します。詳しい操作は次の「コマンド権限設定」の章で説明します。
保存バーで保存する
設定を変更すると、画面の下に「未保存の変更があります」というバーが表示されます。「保存」ボタンをクリックするまで変更内容は反映されません。やり直したいときは「破棄」ボタンをクリックすると、変更前の状態に戻ります。
コマンド権限設定
「ボット情報」のページに表示される設定は、この「コマンド権限設定」カードだけです。
このカードの中で /about の行を開くと、次の設定ができます。
/about の行を開く
カード内に /about という項目が表示されています。この行をクリックすると、下に詳細な設定が開きます。
行の右側には、現在の状態を示すバッジが表示されます。
| バッジ | 意味 |
|---|---|
| 「有効」 | コマンドが有効になっています |
| 「無効」 | コマンドが無効になっています |
| 「強制上書き」 | Discord 権限より個別設定を優先する設定がオンになっています |
個別設定しない場合の最低Discord権限
行を開くと、最初に「個別設定しない場合の最低Discord権限」という案内が表示されます。/about の場合は「特別なDiscord権限は不要」と表示されます。これは、後述の個別権限設定を使わない場合に、コマンドの実行に最低限必要となる Discord の権限を示すものです。/about は誰でも使える情報表示コマンドのため、特別な権限は必要ありません。
コマンドを有効化
「コマンドを有効化」のスイッチをオンにすると、/about コマンド自体が利用可能になります。オフにすると、サーバーで /about は使えなくなります。
個別権限設定を有効化
「個別権限設定を有効化」のスイッチで、誰がコマンドを使えるかの判定方法を切り替えます。
- オフ(初期状態): 通常の Discord 権限による判定を使います。
- オン: BotShade 独自の権限設定(後述のロールリストや権限リスト)を使って、使える対象を細かく指定できます。
詳細権限設定(個別権限設定をオンにしたとき)
「個別権限設定を有効化」をオンにすると、「詳細権限設定」という枠が表示され、次の 4 つの項目を設定できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 「ホワイトロールリスト」 | 許可するロールを指定します。リストに含まれるロールは常にアクセスが許可されます。 |
| 「ブラックロールリスト」 | 拒否するロールを指定します。リストに含まれるロールはアクセスが拒否されます。 |
| 「ホワイト権限リスト」 | 許可する権限条件を設定します。条件に一致するメンバーはアクセスが許可されます。 |
| 「ブラック権限リスト」 | 拒否する権限条件を設定します。条件に一致するメンバーはアクセスが拒否されます。 |
ロールリストは、セレクターからロールを選んで「追加」ボタンで登録します。追加したロールはタグとして表示され、不要になったらタグ横の削除ボタンで取り消せます。
権限リストは「条件を追加」ボタンで条件を作り、判定方法(「AND (すべて必要)」「OR (いずれか1つ)」「STRICT (完全一致)」「CONTAINS (含む)」)を選び、Discord の各権限について「許可」または「拒否」を指定します。
権限設定はやや高度な機能です。最初は「個別権限設定を有効化」をオフのままにして、Discord の通常の権限判定に任せても問題ありません。権限設定の詳しい使い方はコマンド権限設定の使い方を参照してください。
Discord権限より個別設定を優先(上級者向け)
「個別権限設定を有効化」をオンにすると、その下に「Discord権限より個別設定を優先」というスイッチが使えるようになります。これをオンにすると、個別権限設定を Discord の既存権限より優先して強制的に適用します。
このスイッチを操作すると、確認のためのダイアログ「危険な権限上書きの確認」が表示されます。内容を確認したうえで「確定する」をクリックすると反映され、「キャンセル」をクリックすると取り消されます。
「Discord権限より個別設定を優先」は危険な設定です。既存の Discord 権限をバイパスして BotShade 独自の権限設定を優先するため、管理者向けの操作にも影響し、意図しない権限付与や制限につながる可能性があります。仕組みを十分に理解している場合のみ使用してください。
「Discord権限より個別設定を優先」は、「個別権限設定を有効化」がオフのときは選べません。その場合は「個別権限設定を有効化すると利用できます。」と表示されます。
よくある質問
/about で表示される内容を変更できますか?
このページでは表示内容のカスタマイズはできません。設定できるのは /about コマンドの有効/無効と権限のみです。
有効化したのにコマンドが使えません。
ページ上部の「機能の有効化」と、「コマンド権限設定」内の「コマンドを有効化」の両方がオンになっているか確認してください。また、変更後に「保存」をクリックしたかどうかも確認してください。
次のステップ / 関連ページ
- コマンド権限設定の使い方 — ホワイト/ブラックロールや権限条件の詳しい設定方法
- サーバー情報コマンド — サーバー側の情報を表示する関連機能
- 絵文字コピー — 同じくコマンド中心のシンプルな機能
- モジュールの基本と共通操作 — 機能の有効化や保存など、すべてのモジュールに共通する操作