Bot 機能(モジュール)

自動応答(レスポンダー)

「自動応答(レスポンダー)」は、メンバーの送ったメッセージがトリガー(キーワードや正規表現)にマッチしたとき、Bot が自動で返信メッセージを送る機能です。設定はサーバーごとに名前を付けて作成し、1 つのサーバーに複数持てます。

Discord 上では /responder settings で設定パネルを開けます(既定では Administrator 権限を持つメンバーのみ、応答は本人にだけ表示)。コマンドの有効化と権限はコマンド権限設定をご覧ください。

反応する条件

メッセージが届くと、有効になっている自動応答ごとに次の条件をすべて満たしたときだけ反応します。条件を満たさない場合は何もせず、通知も出ません。

  • 送信者が Bot ではない(Bot の発言をきっかけに自動応答を連鎖させることはできません)
  • 「許可チャンネル」「許可ロール」の範囲で許可されている
  • トリガーのいずれかにマッチする
  • クールダウン中でない

マッチ方式

マッチ方式反応する条件
contains(含む)メッセージにトリガーの文字列が含まれているとき(既定)
strict(完全に一致する)メッセージ全体がトリガーと完全に一致するとき
startswith(から始まる)メッセージがトリガーで始まるとき
endswith(で終わる)メッセージがトリガーで終わるとき
not_contains(含まない)メッセージにトリガーの文字列が含まれていないとき
not_strict(完全に一致しない)メッセージ全体がトリガーと完全には一致しないとき
  • キーワードは大文字・小文字を区別せず、「高度なトリガー(正規表現)」は区別して照合されます。
  • キーワードと正規表現を複数登録した場合は、どれか 1 つでもマッチすれば反応します(OR 条件)。
  • 「contains」や広すぎる正規表現は、意図しないメッセージにも反応します。まずは通常のトリガーで動作を確かめてから範囲を広げてください。

許可チャンネル・許可ロール

チャンネルとロールはそれぞれ別に、「すべて」(制限なし・既定)、「指定のみ」(追加したものだけで反応)、「除外」(追加したものでは反応しない)から選びます。

クールダウン

「クールダウン種別」で待機時間を数える範囲を選びます。

クールダウン種別内容
なしクールダウンを設けません(既定)
グローバルBot 全体で 1 つのクールダウンを共有します
サーバー毎にサーバーごとに数えます
チャンネル毎にチャンネルごとに数えます
ユーザー毎にメンバーごとに数えます

クールダウンは、種別を「なし」以外にし、かつ「クールダウン秒」を 1 以上にしたときだけ有効です。種別だけ変えて秒数が 0 のままだと、連続で反応します。

返信メッセージ

返信は本文(最大 2000 文字)と埋め込み(Embed)を組み合わせて作れます。埋め込みエディタの使い方は埋め込みメッセージをご覧ください。

  • 本文・埋め込みのタイトル・埋め込みの説明文がすべて空だと、マッチしても何も送られません。
  • 作成直後の本文には仮の文言 設定を編集してください。 が入っています。使う前に必ず書き換えてください。
  • {user} や {guild} などのプレースホルダは送信時に値へ置き換えられます。書き方が誤っているものはそのままの文字で表示されます。
  • ファイルの添付はできません。画像は埋め込みの画像 URL・サムネイル URL で指定してください。
  • 「返信モード」をオンにすると、きっかけのメッセージへのリプライとして送ります。元のメッセージが削除済みでリプライに失敗しても、他の自動応答の処理は続きます。

上限

項目上限・仕様
自動応答の数(サーバーごと)Free 10 件 / Plus 25 件 / Pro 50 件 / Max 無制限
設定名1〜50 文字。半角英数字・_・- のみ。同じサーバー内で重複不可。作成後は変更できません
キーワード(トリガー)合計で最大 1000 文字
高度なトリガー(正規表現)合計で最大 1000 文字
返信メッセージの本文最大 2000 文字
埋め込みのタイトル / フッターそれぞれ最大 200 文字
埋め込みの説明文最大 1500 文字
埋め込みの画像・サムネイル URLそれぞれ最大 500 文字
許可チャンネル / 許可ロールの追加一度に最大 10 件(複数回に分ければ 10 件を超えて登録可能)

自動応答の「削除」は確認画面なしで実行され、取り消せません。

Discord 上で表示されるエラー

Discord 上で設定の入力内容に問題があると、次のメッセージが本人にだけ表示されます。{ } の部分には実際の値が入ります。

メッセージ原因と対処
ルール名には半角英数字、アンダースコア(_)、ハイフン(-)のみ使用できます。設定名に使えない文字が含まれています。半角英数字・_・- だけで付け直してください。
キーワードまたは正規表現のいずれかを1つ以上指定してください。トリガーが 1 つもありません。キーワードか正規表現を追加してください。
ルール {ruleName} は既に存在します。同じサーバーに同じ設定名があります。別の名前にしてください。
正規表現 {number} 件目が無効です: {error}指定した件目のパターンが正規表現として正しくありません。{error} の理由を見て修正してください。
カラーは #FF5733 のような16進数、red などの色名、random、または {変数} を指定してください。色として解釈できない値です。書き方は 色の指定 をご覧ください。

AI 応答との連携

「AI 応答」モジュールの「自動応答の AI 化」を使うと、トリガーにマッチしたときに定型文の代わりに AI が生成した文章を返せます。トリガーはこのページで設定します。

AI に返信させるには、「AI 応答」モジュール全体の有効化と「自動応答の AI 化」(既定でオフ)の両方が必要です。どちらかがオフだと定型の返信メッセージが送られます。選べるモデルや返信の長さはAI 応答をご覧ください。

関連ページ

最終更新:

目次