ゲーム支援ツール
「ゲーム支援ツール」は、ボイスチャンネルに集まったメンバーを自動でチーム分けしたり、ゲームごとの「罰ゲーム」「立ち回りロール」「ロスター(チーム構成)」を設定できる、ゲームコミュニティ向けの機能です。VALORANT・APEX・Fortnite といったタイトルごと、または「共通」設定として、それぞれ別々のルールを用意できます。トランプやスロットなどで遊ぶミニゲームとは別の機能です。
このモジュールは無料でご利用いただけます。
はじめての設定
サイドバーから「ゲーム支援ツール」を開く
ダッシュボードで Bot を選び、左側のメニューにある「ゲーム情報」グループ内の「ゲーム支援ツール」をクリックします。
「機能の有効化」をオンにする
このスイッチがオフのままだと、ゲーム支援ツールは動作しません。
サーバーを追加して中身を設定する
「サーバー別ゲーム設定」で対象のサーバーを追加し、罰ゲーム・立ち回りロール・ロスターを設定してから保存します。
コマンド権限設定
ゲーム支援ツールが提供する 2 つのコマンドについて、利用可否と権限を設定できます。
| コマンド | 説明 |
|---|---|
| 「/gaming tool」 | ゲーム募集やチーム分けなど、ゲーム支援ツールを起動します。 |
| 「/gaming settings」 | ゲーム支援ツールの設定画面を開きます。 |
各コマンドの行を開くと、次の項目を設定できます。
| 設定項目 | 内容 |
|---|---|
| 「コマンドを有効化」 | このコマンド自体を利用可能にします。オフにするとコマンドが使えなくなります。 |
| 「個別権限設定を有効化」 | オンにすると BotShade 独自の権限設定(許可・拒否ロールなど)を使い、オフのときは通常の Discord 権限判定を使います。 |
| 「Discord権限より個別設定を優先」 | 個別権限設定を Discord の既存権限より優先して強制適用します。 |
「Discord権限より個別設定を優先」は、Discord 側の権限をバイパスして BotShade 側の権限設定を強制する強力な設定です。意図しないユーザーにコマンドが使えてしまう/使えなくなる恐れがあるため、内容をよく理解したうえでご利用ください。なお、この項目は「個別権限設定を有効化」をオンにしているときのみ操作できます。
動作設定(ボイスチャンネル必須)
「動作設定」にある「ボイスチャンネル必須」をオンにすると、コマンド実行者がボイスチャンネルに参加している必要があります。チーム分けの対象を「いま VC に集まっているメンバー」に絞りたいときに使います。初期状態ではオンです。
サーバー別ゲーム設定
罰ゲーム・立ち回りロール・ロスターは、サーバーごとに設定します。1 つの Bot を複数のサーバーで使っている場合でも、サーバーごとに違うルールを用意できます。
サーバーを追加する
追加フォームを開く
「サーバー別ゲーム設定」の中にある「新しいサーバー設定を追加」をクリックして追加フォームを開きます。
対象サーバーを選ぶ
「対象サーバー」のメニューを開き、設定したいサーバーを選びます。一覧から選べるほか、検索ボックスでサーバー名を絞り込んだり、「id で直接入力」欄にサーバー ID を入力して「適用」することもできます。
「追加」をクリックする
サーバーを選んだら「追加」ボタンをクリックします。設定枠がリストに追加されます。
同じサーバーを重複して追加することはできません。
追加したサーバーの見方
追加したサーバーは折りたたみのリストとして並びます。後述の「ロスター上書き」を設定しているサーバーには「ロスター上書き」バッジが付き、デフォルトと違う構成にしていることが分かります。
「削除」ボタンをクリックすると、そのサーバーの設定を取り除けます。
ゲーム別タブ(共通 / VALORANT / APEX / Fortnite)
設定枠には次の 4 つのタブがあります。
| タブ | 用途 |
|---|---|
| 「共通」 | タイトルを問わず共通で使う設定です。 |
| 「VALORANT」 | VALORANT 用の設定です。 |
| 「APEX」 | APEX 用の設定です。 |
| 「Fortnite」 | Fortnite 用の設定です。 |
各タブの中には、「罰ゲーム」「立ち回りロール」「ロスター上書き」の 3 つの項目があり、タブごとに別々に設定します。例えば VALORANT タブに登録した罰ゲームは、APEX タブには反映されません。
罰ゲーム
敗者に課す罰ゲームのテキストを、いくつでも登録できます。登録した中からランダムで 1 つ選ばれます。
テキストを入力する
入力欄に罰ゲームの内容を入力します。
「追加」をクリックする
「追加」ボタンをクリックするか、入力欄で Enter キーを押すと、リストに追加されます。
内容を編集・削除する
追加したテキストは一覧に並びます。各行の入力欄で文章を直接書き換えられます。不要になった行は、ゴミ箱アイコンのボタンで削除できます。
立ち回りロール
チーム分けの際に自動で割り当てられる「立ち回り(役割)」の名前を登録します(例: IGL、Entry、Support など)。追加・編集・削除の操作は「罰ゲーム」と同じです。
ロスター上書き
「ロスター」とは、チームの編成(チーム名と人数)のことです。通常はデフォルトのロスターが使われますが、このサーバーだけ独自の編成にしたい場合に「ロスター上書き」を設定します。
何も追加していないときは「デフォルトロスターを使用中」と表示され、デフォルトの構成が使われます。上書きしたいときだけ追加してください。
「ロスター追加」をクリックする
「ロスター追加」で入力行を 1 つ追加します。
ロスター名と人数を入力する
ロスター名を入力し、数値欄にそのロスターの人数を入力します。人数は 1〜100 の範囲で指定でき、初期値は 5 です。
不要な行を削除する
ゴミ箱アイコンのボタンで、その行を削除できます。すべての行を削除すると、再びデフォルト構成に戻ります。
設定を保存する
設定を変更すると、画面下部に保存バーが表示されます。「保存」をクリックすると変更が確定します。やり直したい場合は「破棄」をクリックすると、変更前の状態に戻せます。
「保存」をクリックするまで変更は反映されません。ページを離れる前に、必ず保存してください。
コマンドの実際の使い方
設定が終わったら、Discord 上で /gaming tool を実行してゲーム支援ツールを使います。このコマンドには 2 つの使い方があります。
- 直接実行: コマンドの引数で「アクション」と「ゲーム」、必要なオプションをまとめて指定すると、パネルを開かずに即座に結果を計算し、チャンネルに公開メッセージとして投稿します。
- パネル操作: 引数を省略したり、必要な項目が足りなかったりすると、コマンドを実行した本人だけに見える(エフェメラルな)操作パネルが開きます。他のユーザーはこのパネルを操作できません。パネル上のメニューやボタンでアクション・ゲーム・各オプションを選び、
🎲 実行ボタンを押すと結果がチャンネルに公開で投稿されます。
結果メッセージの再抽選
チャンネルに投稿された結果メッセージには🎲ボタンが付いており、同じ条件のまま引き直し(再抽選)ができます。再抽選を押すと、メッセージはその場で新しい結果に差し替わります。
なお、再抽選を押せるのはコマンドを実行した本人だけです。他の人が押すと 他のユーザーの操作です。 という案内が表示されます。
アクション一覧
/gaming tool の「アクション」では、次の操作を選べます。対応するゲームは vl(VALORANT)・ap(APEX)・fn(Fortnite)の略号で指定します。
| アクション | 内容 | 対応ゲーム |
|---|---|---|
pick(配布) | 参加者にエージェント(VALORANT)/レジェンド(APEX)をランダムに配ります。クラスの偏りをならす配分や重複なしの指定ができます。 | vl / ap |
ban(ピック禁止) | その試合で使用禁止にするキャラクターをランダムに選びます(重複なし)。 | vl / ap |
team(チーム分け) | いまボイスチャンネルにいるメンバー(または指定したユーザー)を、同じ人数のチームに分けます。 | vl / ap / fn |
map(マップ抽選) | VALORANT のマップをランダムに 1 つ選びます。 | vl(VALORANT 固定) |
role(ロール配布) | 参加者に立ち回りロール(IGL・Entry・Support など)をランダムに割り当てます。 | vl / ap / fn |
punish(罰ゲーム抽選) | 登録済みの罰ゲームから抽選し、参加者に割り当てます。 | vl / ap / fn |
Fortnite(fn)にはエージェント/レジェンドの一覧(ロスター)が無いため、pick と ban は使えません。team / role / punish は Fortnite でも利用できます。
pick(配布)の動作
pick は参加者にキャラクターを配るアクションです。次のオプションがあります。
| オプション | 既定値 | 内容 |
|---|---|---|
count(配る人数) | 参加者の人数 | 指定しなければ参加者の人数ぶん配ります。 |
balanced(クラス均等) | オン(true) | クラス(デュエリスト・イニシエーター・コントローラー・センチネル等)が偏らないよう均等に配分します。 |
unique(重複なし) | オン(true) | 同じキャラクターが複数人に重複しないようにします。オフにすると重複を許可します。 |
exclude(除外) | なし | 配布対象から外すキャラクター名を指定できます(カンマ区切り)。 |
配布結果では、キャラクター名が「英語名(日本語名)」の形式で表示されます(例: Jett (ジェット))。さらにbalancedで配った場合は、Jett (ジェット) [デュエリスト] のようにクラス名が角かっこ付きで添えられます。
exclude の名前は英語表記の大文字・小文字を区別して照合されます。存在しないキャラクター名を入れてもエラーにはならず無視され、残りのキャラクターで配布が進みます。
ban(ピック禁止)の動作
ban は使用禁止にするキャラクターを抽選します。count(禁止する数)の既定値は 2 です。選ばれるキャラクターは重複しません。
team(チーム分け)の動作
team は参加者をシャッフルし、指定した 1 チームあたりの人数で順番に振り分けます。1 チームあたりの人数(team_size)の既定値はゲームごとに異なり、VALORANT は 5 人、APEX は 3 人、Fortnite は 2 人です。
参加者の人数がチーム人数で割り切れない場合、最後のチームだけ人数が少なくなり、_(X 人)_ のように人数が添えられて表示されます。チーム人数より参加者が少ない場合は、全員が 1 つのチームにまとまります。
map(マップ抽選)の動作
map は VALORANT のマップを 1 つ抽選します。マップの母集団は map_pool オプションで選べます。
competitive(既定): 競技向けの 7 マップから抽選します。all: 全 11 マップから抽選します。
role(ロール配布)の動作
role は参加者をシャッフルし、立ち回りロールを割り当てます。割り当てるロールは「サーバー別ゲーム設定」で登録したものが使われ、未登録の場合はデフォルトのロールが使われます。
サーバーにもデフォルトにもロールが 1 つも無い場合は、エラーにはならず (ロール未設定) と表示されます。
punish(罰ゲーム抽選)の動作
punish は登録済みの罰ゲームから抽選します。target(対象)オプションで割り当て方を選べます。
random(既定): 参加者の中からランダムに 1 人を選び、罰ゲームを 1 つ割り当てます。all: 参加者全員に、それぞれ独立してランダムに罰ゲームを割り当てます。
罰ゲームはサーバーで登録したものが使われ、未登録の場合はデフォルトの罰ゲームが使われます。どちらも空の場合、punish は実行できません。
参加者の決まり方
team / role / punish、および参加者ぶん配る pick では、対象となる「参加者」が必要です。参加者は次のように決まります。
usersで@メンション(スペース区切り)を指定すると、そのユーザーが対象になります。usersを指定した場合は、ボイスチャンネルの状況よりusersが優先されます。usersを指定しなければ、実行者がいまいるボイスチャンネルのメンバーが対象になります。- どちらの場合も、Bot アカウントは自動的に対象から除外されます。
「動作設定」の「ボイスチャンネル必須」がオン(初期状態)のときは、ボイスチャンネルに参加していない状態で参加者を必要とするアクションを実行すると、VC に参加してから使うか、参加者を選択してください。 という案内が表示されます。ボイスチャンネルにメンバーがいない場合は VC にユーザーがいません。、指定したユーザーが 1 人も有効でない場合は 有効なユーザーが選択されていません。 と表示されます。
ban と map は参加者を必要としないため、ボイスチャンネルに入っていなくても実行できます。
既定値と上限
| 項目 | 既定値 / 上限 |
|---|---|
ban で禁止する数 | 既定 2 |
1 チームあたりの人数(team) | VALORANT 5 / APEX 3 / Fortnite 2(上限 10 人) |
pick のクラス均等(balanced) | 既定オン |
pick の重複なし(unique) | 既定オン |
map の母集団(map_pool) | 既定 competitive(7 マップ) |
punish の対象(target) | 既定 random(1 人) |
pick / ban で扱える最大数 | VALORANT・APEX とも最大 23(チーム編成ぶんを確保するための上限) |
| 操作パネルで一度に選べる人数 | 最大 25 人 |
| 除外キャラクター名の入力 | 最大 500 文字 |
| 罰ゲーム 1 件の文字数 | 最大 200 文字 |
| 立ち回りロール 1 件の文字数 | 最大 100 文字 |
pick / ban で上限を超える数を指定しても、エラーにはならず自動的に上限まで引き下げられて処理されます。
本来プレミアム向けの機能も含め、現在はベータ版のため全ユーザーに無料で開放されており、上限差のある挙動もすべて緩和された状態でご利用いただけます。チーム分けや抽選の結果が、所持コインなどのミニゲームの残高に影響することもありません。
表示されるメッセージ
対処が必要なときに Discord 上で表示される主なメッセージです。
| 状況 | 表示されるメッセージ |
|---|---|
| 機能が無効化されている | Gaming 機能は現在無効化されています。 |
| パネルで必須項目が未選択 | 必要な項目が未選択です: に未選択の項目名が続きます |
| アクションとゲームの組み合わせが非対応 | {action} は {game} に対応していません。選択可能: に対応ゲームが続きます |
| 罰ゲームリストが空 | 罰ゲームリストが空です。/gaming settings から追加してください。 |
| 設定操作の権限がない | この操作を実行する権限がありません。 |
注意点・うまくいかないとき
- 機能がオフだと何も動きません。 ページ最上部の「機能の有効化」がオフのままだと、
/gaming toolも/gaming settingsもすぐに終了します。 - 罰ゲームは事前登録が必要です。 罰ゲームを 1 件も登録していないサーバーでデフォルトも無い状態だと
punishが使えません。「サーバー別ゲーム設定」の各タブで登録してから実行してください。
コマンド一覧
| コマンド | 内容 |
|---|---|
/gaming tool | ゲーム支援ツールを起動します。引数を指定すれば直接実行、省略すれば操作パネルが開きます。結果はチャンネルに公開投稿されます。 |
/gaming settings | サーバーごとの罰ゲーム・立ち回りロールを管理する設定パネルを開きます(自分だけに見えるエフェメラル表示)。サーバー内でのみ利用でき、権限が必要です。 |
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