Bot 機能(モジュール)

AI 応答

AI 応答機能は、Discord Bot に AI による会話機能を追加します。ひとつの AI 設定(モデル・システムプロンプト)を、/ai chat での会話やチャンネルの要約、チケットの一次対応など 5 つの「使う場面」で使い分けます。Discord のチャンネルを開発支援のセッションとして使う Agent Workspace も、この機能から有効化します。

AI 応答機能は既定で無効です。意図しない反応を防ぐため、使うには設定ページの「機能の有効化」をオンにしてください。

コマンドの有効化・権限設定は コマンドの権限設定 をご覧ください。コマンドを使えるかどうかと、常時応答が誰の発言に反応するか(/ai respond のトリガー設定)は別々に決まります。

基本設定

  • 既定で使うモデル: 場面ごとにモデルを指定しない場合に使われます。初期値は DeepSeek V4 Flash (標準) です。
  • AI システムプロンプト: AI の口調・役割を指示します(最大 2000 文字)。

使う場面ごとの設定

使う場面きっかけ既定
「コマンドでの対話」/ai chat有効
「チャンネルの要約」/ai summary有効
「チケットの自動返信」チケットでの問い合わせへの一次対応無効
「自動応答の AI 化」自動応答(レスポンダー)の返信を AI 生成にする無効
「サーバーでの常時応答」/ai respond で設定した条件で Bot が自動反応無効

場面ごとに、有効/無効・使うモデル・「1回の返信の最大長」(16〜4096)を設定できます。モデルを指定しない場面は「既定で使うモデル」を引き継ぎます。場面ごとに選べるモデルには制限があります(モデルの選び方)。

「チケットの自動返信」と「自動応答の AI 化」は、連携先の機能側の設定も必要です。チケットの AI による自動返信 と 自動応答の AI 応答との連携 をご覧ください。

コマンド一覧

いずれもサーバー内専用で、既定で有効・全員に許可されています。このほかに /ai workspace 系の 14 コマンドがあります(Agent Workspace)。

コマンドできること必要な Discord 権限
/ai chatAI に話しかけて返事をもらいます。なし
/ai summaryチャンネルの直近の会話を AI が要約します。なし
/ai usage今期の AI 利用状況(使用量・残り・モデル別の消費・次のリセット日時など)を表示します。なし
/ai respondサーバーでの常時応答の設定パネルを開きます。サーバーの管理

/ai chat と /ai summary には、1 人あたりのクールダウンがあります。/ai summary は Max プランでも 5 秒の下限が残ります。

FreePlusProMax
クールダウン15 秒10 秒5 秒なし(/ai summary は 5 秒)

/ai summary のオプションと上限

オプション内容
channel要約するチャンネル。省略するとコマンドを実行したチャンネルです。
count要約する件数。省略するとプランの上限で、上限を超える指定は上限に丸められます。
style「全体の要約」(既定)/「箇条書き」/「話題ごと」/「決定事項と TODO」
user特に注目してほしいユーザー。
topic特に注目してほしい話題(200 文字まで)。
private結果を自分にだけ表示します。
FreePlusProMax
要約できるメッセージ数50 件100 件200 件300 件
要約に使う文字数6,000 字12,000 字24,000 字32,000 字
  • 文字数の上限で古い発言が落ちた場合は、実際に使った件数が注記されます。
  • 参加通知やピン留め通知は対象から除かれます。本文がなくても添付のある発言は残ります。
  • 要約できるのは、実行した本人が読めるチャンネル・スレッドだけです。Bot にも「メッセージ履歴を読む」権限が必要です。
  • 要約の内容は Bot との会話履歴には積まれません。

サーバー常時応答の設定

/ai respond のパネルで、サーバーごとに Bot の自動反応のルールを決めます。「使う場面」の「サーバーでの常時応答」もオンにしておく必要があります。

項目説明
反応トリガー「メンションされたときだけ(おすすめ)」/「指定した相手のメッセージだけ」/「すべてのメッセージに反応」
反応チャンネル「すべてのチャンネル」/「指定したチャンネルだけ反応」/「指定したチャンネルでは反応しない」
「同じチャンネルで連続して反応しない時間(秒)」0 は「制限なし」と表示されますが、実際には下表のプラン別の下限が適用されます。
「このサーバー向けの追加指示(任意)」「AI システムプロンプト」に加えて、このサーバーだけで使われる指示文です。
FreePlusProMax
常時応答の最短間隔20 秒10 秒5 秒5 秒

反応トリガーを「すべてのメッセージに反応」にすると、チャンネル内のほぼすべてのメッセージに Bot が反応し、クレジットを急速に消費する可能性があります。通常は「メンションされたときだけ」をおすすめします。

モデルの選び方

選べるモデルは契約プランと使う場面によって異なります。1 応答あたりの消費の目安は、ダッシュボード上に「少 / 中 / 多 / 特大」の消費度合いとして表示されます。

モデル最低プラン使える場面
DeepSeek V4 Flash (標準)Freeすべての場面
GPT-5.6 LunaFreeすべての場面
Claude Haiku 4.5Free対話 / 要約 / チケット
DeepSeek V4.1 FlashFreeすべての場面
GPT-6 LunaFreeすべての場面
DeepSeek V4 ProPlus対話 / 要約 / チケット
Claude Sonnet 5Plus対話 / 要約 / チケット / Agent Workspace
GPT-5.6 TerraPlus対話 / 要約 / チケット
GPT-6 SolPlus対話 / 要約 / チケット
Kimi K3Pro対話 / 要約 / チケット
Claude Opus 5Pro対話 / 要約 / チケット / Agent Workspace
Claude Opus 5.5Pro対話 / 要約 / チケット / Agent Workspace
GPT-5.6 SolMax対話 / 要約
Claude Fable 5Max対話 / 要約 / Agent Workspace
Claude Fable 5.1Max対話 / 要約 / Agent Workspace
GPT-6 AstraMax対話 / 要約
  • 自動応答系(「自動応答の AI 化」「サーバーでの常時応答」)に指定できるのは DeepSeek V4 Flash (標準) / GPT-5.6 Luna / DeepSeek V4.1 Flash / GPT-6 Luna の 4 つだけです。高頻度に反応する場面でクレジットが一気に減るのを防ぐための制限です。
  • 一覧に出ていても、契約プランで解放されていないモデルは実際の応答時には使えません。

クレジットと利用状況

AI の利用量は「クレジット」で管理され、モデルを呼び出すたびに応答の重さに応じて消費されます。利用状況は設定画面と /ai usage で確認できます。

FreePlusProMax
1 期あたりのクレジット上限100,0002,500,0005,000,0007,500,000

集計期間は暦月ではありません。 有料プランでは契約期間の起算日から翌月の同じ日までが 1 期です(Free は毎月 1 日起算)。

上限に達したときは次の期を待つか、消費度合いの軽いモデルへの変更、「1回の返信の最大長」の引き下げ、常時応答のトリガーや反応チャンネルの絞り込みで消費を抑えてください。

そのほかの動作

  • 会話履歴: AI はチャンネル単位で直近の会話を約 30 分覚えています。時間が空いたり別のチャンネルに移ったりすると、前の話の続きとしては扱われません。
  • メンションの安全化: AI が生成した文章に @everyone やロールメンションが含まれても、実際の通知には展開されません。
  • 長い応答: 長すぎる応答は、文末を省略(…)したり、複数のメッセージに分割して送信したりします。

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