ログ機能(入退室メッセージ)
ログ機能は、サーバーのメンバーが 参加・退出・キック・Ban されたときに、指定したチャンネルへ自動でお知らせ(ログ)を送る機能です。誰がサーバーに入ってきたか、誰が抜けたか、誰がキック・Ban されたかを記録として残せます。
ダッシュボードのメニューでは「入退室メッセージ」という名前で表示されます。プレミアムプランに加入しなくても無料で使えます。
参加・退出・キック・Ban は イベントごとに独立して 設定できます。たとえば「参加と退出だけ通知して、キックと Ban は通知しない」といった使い分けが可能です。さらに、通知メッセージは埋め込み(Embed)で見た目を自由にデザインできます。
サーバーは複数登録でき、サーバーごとに「どのイベントを」「どのチャンネルに」「どんな見た目で」通知するかを別々に設定できます。
ページの開き方
ダッシュボードで対象の Bot を選び、モジュール一覧から「入退室メッセージ」を選ぶと設定ページが開きます。
まずは機能を有効化する
ページの一番上にある「機能の有効化」のトグルがオフのあいだは、ほかの設定をしてもログは送信されません。ログ機能を使うには、まずこのトグルをオンにしてください。
コマンド権限設定
「コマンド権限設定」セクションでは、ログ設定コマンドの有効状態と権限を管理します。管理できるコマンドは次のとおりです。
| コマンド | 説明 |
|---|---|
| 「/log setting」 | 「ログの出力先・詳細設定を変更できます。」 |
有効 / 無効の切り替えやロールごとの許可・拒否といった操作方法は全機能で共通です。詳しくは コマンド権限設定の使い方 をご覧ください。
Discord 上での「/log setting」コマンド
ダッシュボードのほかに、Discord 上で /log setting コマンドを実行してもログ設定を編集できます。このコマンドはサーバー内専用で、応答はコマンドを実行した本人にだけ見える形(エフェメラル)で表示されます。実行はサーバー内の誰でも可能なため、制限したい場合は上の「コマンド権限設定」または Discord 側のコマンド権限設定でロールごとに調整してください。
応答パネルのドロップダウンでログの種類(参加 / 退出 / キック / Ban)を選ぶと、そのイベント専用の設定パネルに切り替わり、現在の状態・送信先チャンネル・各種ボタンが表示されます。パネルには次のボタンが並びます。
| ボタン | 役割 |
|---|---|
| 💡 トグル | そのログの有効 / 無効を切り替えます。 |
| 📁 チャンネル | ログの送信先チャンネルを選びます。 |
| 📝 メッセージ | 埋め込みのタイトル・説明・カラーを編集します。 |
| 🔄 更新 | 変更した内容をパネルの表示に反映します。押すまで表示は変更前のままです。 |
| ↩️ 戻る | 種類選択のパネルに戻ります。 |
Discord 上で送信先チャンネルを選ぶ
📁 チャンネルのボタンを押すと、テキストチャンネルだけに絞り込まれたドロップダウンが開きます。チャンネルを選ぶと設定が保存されます。このドロップダウンは表示から 180 秒(3 分)で期限切れになるため、反応しなくなった場合はもう一度ボタンを押し直してください。
Discord 上で埋め込みを編集する
📝 メッセージのボタンを押すと、タイトル・説明・カラー(#RRGGBB 形式のカラーコード)を入力できるフォームが開きます。
📁 チャンネルと 📝 メッセージのボタンは、そのログが有効になっているときだけ操作できます。先に 💡 トグルでログを有効にしてください。
サーバー別ログ設定
「サーバー別ログ設定」セクションでは、サーバーごとのログ出力設定を作成・編集します。
サーバーを追加する
設定を作るには、まず対象のサーバーを追加します。
追加フォームを開く
セクション内の「新しいサーバー設定を追加」ボタンで追加フォームを開きます。
対象サーバーを選ぶ
「対象サーバー」の選択欄をクリックすると、Bot が参加しているサーバーの一覧が表示されます。一覧から設定したいサーバーを選びます。一覧が表示されないときや見つからないときは、検索欄でサーバー名や ID を入力して絞り込めます。リスト下部の「id で直接入力」欄にサーバー ID を入力して「適用」をクリックする方法でも指定できます。
「追加」ボタンをクリックする
「追加」をクリックすると、そのサーバーの設定が一覧に追加されます。同じサーバーを二重に追加することはできません。
登録済みサーバーの一覧
追加したサーバーは折りたたみ形式の一覧で表示され、各行に対象サーバーの ID が表示されます。行をクリックすると、その下に詳細設定(イベントごとのタブ)が開きます。
イベントごとの設定(参加 / 退出 / キック / Ban)
登録したサーバーの行を開くと、上部のタブで参加・退出・キック・Ban のイベントを切り替えられます。各タブは次のイベント用の設定です。
| タブ | 通知されるタイミング |
|---|---|
| 「参加」 | メンバーがサーバーに参加したとき |
| 「退出」 | メンバーがサーバーから退出したとき |
| 「キック」 | メンバーがキックされたとき |
| 「Ban」 | メンバーが Ban されたとき |
各タブには、共通して次の 3 つの設定があります。
ログ出力の有効化
タブの一番上にあるトグルで、このイベントのログを送信するかどうかを設定します。オンになっているイベントだけが通知され、あるタブをオンにしても他のタブの設定には影響しません。
送信先チャンネル
「送信先チャンネル」では、このイベントのログをどのチャンネルに送るかを指定します。選択欄(「ログチャンネル」)を開いてチャンネルを選びます。
サーバーを選ぶ
選択欄を開くと、まず Bot が参加しているサーバーの一覧が表示されます。対象のサーバーを選びます。
チャンネルを選ぶ
サーバーを選ぶと、そのサーバーのテキストチャンネル一覧が表示されます。ログを送りたいチャンネルを選びます。検索欄でチャンネル名や ID を入力して絞り込むこともできます。
ID で直接指定する(任意)
一覧に出てこない場合は、リスト下部の「id で直接入力」欄にチャンネル ID を入力し、「適用」ボタンをクリックして指定することもできます。
埋め込み設定
「埋め込み設定」では、通知として送られるメッセージ(埋め込み / Embed)の見た目をデザインできます。設定エリアの下部には、実際に Discord で表示されたときのイメージを確認できる「PREVIEW(プレビュー)」が用意されています。
設定は「基本設定」「著者 (Author)」「画像設定」「フッター」「フィールド」のタブに分かれています。編集画面はウェルカムメッセージなど他の機能と共通なので、各項目の入力方法は 埋め込みメッセージ をご覧ください。ダッシュボードから編集する場合の上限は、タイトル 256 文字、説明(Description)4096 文字、フッターテキスト 2048 文字、フィールド 25 個です。
サーバー設定を削除する
「サーバー別ログ設定」の一覧で、対象の行の「削除」ボタンをクリックすると、そのサーバーのログ設定が一覧から取り除かれます。
削除すると、そのサーバーのログ設定(参加・退出・キック・Ban すべて)が消えます。誤って削除したまま保存しないよう注意してください。保存前であれば「破棄」で元に戻せます。
設定を保存する
設定を変更すると、画面の下部に「未保存の変更があります」というバー(保存バー)が表示されます。変更内容は保存バーの「保存」をクリックするまで反映されず、クリックせずにページを離れた場合も反映されません。編集前の状態に戻したいときは「破棄」をクリックします。
実際に通知される埋め込みと既定値
ログが有効でチャンネルが設定されていると、メンバーのイベント発生時に埋め込み(Embed)が送信されます。送られる埋め込みには、メンバーのメンションや名前、発生日時、ユーザーのアイコンなどが含まれ、キック・Ban のときは実行したモデレーターと理由も表示されます。
埋め込み設定を編集していない場合は、イベントごとに次の既定値が使われます。タイトル・説明・カラーは「埋め込み設定」(または Discord の 📝 メッセージ)でいつでも変更できます。
| イベント | 既定のタイトル | 既定のカラー |
|---|---|---|
| 参加 | メンバーが参加しました | #22ff22(緑) |
| 退出 | メンバーが退出しました | #ff2222(赤) |
| キック | メンバーがKickされました | #ffaa00(オレンジ) |
| Ban | メンバーがBANされました | #ff0000(赤) |
既定の説明文(Description)には、イベントに応じた変数があらかじめ差し込まれています。{EventUser.mention} は対象メンバーのメンション、{EventUser.name} はその名前、{OperatorUser.mention} は操作したモデレーターのメンション、{Event.reason} はキック・Ban の理由に置き換わります。
| イベント | 既定の説明文 |
|---|---|
| 参加 | {EventUser.mention}さん、サーバーへようこそ! |
| 退出 | {EventUser.name}さんがサーバーから退出しました。 |
| キック | {EventUser.mention}さんが{OperatorUser.mention}によってサーバーからKickされました。\n理由: {Event.reason} |
| Ban | {EventUser.mention}さんが{OperatorUser.mention}によってサーバーからBANされました。\n理由: {Event.reason} |
参加イベントの既定のサムネイルにはメンバーのアイコン({EventUser.icon})が使われます。また、すべてのイベントで埋め込みのタイムスタンプ表示は既定でオンです。
キック・Ban の見分け方
退出・キック・Ban はメンバーがサーバーからいなくなる点では同じですが、Bot は Discord の監査ログを確認してこれらを区別します。
- メンバーがいなくなった直後(およそ 5 秒以内)に監査ログへキックの記録があれば「キック」として扱い、実行したモデレーターと理由を埋め込みに表示します。
- Ban は Discord の Ban イベントから検出し、最新の Ban 記録からモデレーターと理由を取得します。Ban として記録されたメンバーは、重複を避けるため「退出」としては記録されません。
- キック・Ban のどちらにも該当しない場合は、通常の「退出」として記録します。
キックを正しく「キック」として記録するには、Bot がそのサーバーで監査ログを閲覧できる必要があります。Bot が監査ログを読めない場合、キックされたメンバーは「退出」として記録されます。実際にキックしてから記録までに時間が空きすぎた場合(約 5 秒を超えた場合)も「退出」扱いになることがあります。
入力できる上限とカラーの扱い
埋め込みの各項目には、Discord 側の仕様に合わせた上限があります。Discord 上の 📝 メッセージから編集する場合は、次の制限が適用されます。
| 項目 | 上限 |
|---|---|
| タイトル | 256 文字まで |
| 説明 | 2000 文字まで |
| カラー | #RRGGBB 形式(# を含めてちょうど 7 文字) |
カラーは # のあとに 6 桁の 16 進数を続けた形式で入力します。#gggggg のように解釈できない値や # を付け忘れた値を入力すると、その色は無視され、Discord の標準色で表示されます。これは編集中のプレビューでも、実際に送信されるログでも同じです。
ダッシュボードの「埋め込み設定」からは、これより広い上限で編集できます。
注意点・うまくいかないとき
ログが送信されない、または思ったとおりに表示されないときは、次の点を確認してください。
- イベントが有効になっていない: 通知したいイベント(参加・退出・キック・Ban)のタブで「ログ出力の有効化」がオンになっているか確認してください。初期状態ではすべて無効です。
- 送信先チャンネルが未設定: そのイベントに送信先チャンネルが指定されていないと通知は送られません。
- Bot にチャンネルへの送信権限がない: ログが届かない最も多い原因です。設定したチャンネルに Bot がメッセージや埋め込みを送れる権限を持っていないと、エラーは表示されないまま送信されません。ロール設定やチャンネルの権限設定を確認してください。
- 送信先チャンネルが消えている: 設定したチャンネルが削除されたり Bot から見えなくなっていると、ログは送信されません。
- 退出したメンバーの情報が取得できない: メンバーがいなくなった直後に Discord 側からそのユーザー情報を取得できない場合、名前が
Unknown Userとして記録されることがあります。
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