リマインダー機能
リマインダー機能は、サーバーのメンバーが /reminder create でリマインダー(通知の予約)を作成し、指定した日時になると Bot が自動でメッセージを送ってくれる無料の機能です。コマンドの権限、日時の入力方法、管理者による閲覧範囲、通知メッセージの内容まで、ダッシュボードから設定できます。
この機能は無料で利用できます。プレミアムプランへの加入は不要です。
できること
/reminder create(新規作成)と/reminder edit(編集)のコマンドごとの有効/無効と権限を設定できます。- 「明日の18時」「来週月曜」のような自然言語での日時入力を許可できます。
- サーバー管理者がサーバー内のすべてのリマインダーを閲覧できるようにするかどうかを切り替えられます。
- リマインダー通知時に Bot が送る**メッセージ内容と埋め込み(Embed)**を、プレビューを見ながら作り込めます。
設定画面の構成
設定ページは上から次のブロックで構成されます。
| ブロック | 役割 |
|---|---|
| 「機能の有効化」 | リマインダー機能そのものを使うかどうかの大本のスイッチ |
| 「コマンド権限設定」 | /reminder create / /reminder edit の有効状態と権限 |
| 「入力と表示範囲」 | 自然言語の日付入力と、管理者の閲覧権限 |
| 「リマインダーメッセージ」 | 通知時に送るメッセージ内容・埋め込みの作成(プレビュー付き) |
ページ下部の保存バーで、変更の反映・破棄を行います。
設定の手順
機能を有効化する
リマインダー機能の設定ページを開き、ページ上部にある「機能の有効化」のスイッチをオンにします。このスイッチがオフのままだと、以下で設定した内容は反映されません。
コマンドの有効状態と権限を設定する
「コマンド権限設定」のブロックで、/reminder create と /reminder edit のコマンド名を展開して設定します。
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 「コマンドを有効化」 | このコマンド自体を利用可能にします。 |
| 「個別権限設定を有効化」 | オンにすると BotShade 独自の権限設定を使い、オフのときは通常の Discord 権限判定を使います。 |
| 「Discord権限より個別設定を優先」 | 個別権限設定を、Discord 側の既存権限よりも優先して適用します(取り扱いに注意が必要な設定です)。 |
権限設定の詳しい考え方は コマンドの権限設定 を参照してください。
「Discord権限より個別設定を優先」は、意図しない権限付与や制限につながる可能性があるため、確認ダイアログが表示されます。必要な場合のみオンにしてください。
日時の入力方法を選ぶ
「入力と表示範囲」のブロックにある「自然言語の日付入力を許可」のスイッチを、必要に応じてオンにします。オンにすると自然言語で日時を指定できるようになります。
管理者の閲覧範囲を決める
サーバー管理者に、サーバー内のすべてのリマインダーを見せたい場合は「管理者に全リマインダー閲覧を許可」のスイッチをオンにします。
「管理者に全リマインダー閲覧を許可」をオンにすると、サーバー管理者が他ユーザーの作ったリマインダーも閲覧できるようになります。プライバシー観点で必要時のみオンにしてください。
通知メッセージを作成する
「リマインダーメッセージ」のブロックで、リマインダー通知時に送信するメッセージを編集します。編集できる内容は次の「リマインダーメッセージの編集」を参照してください。
保存する
設定を変更すると、画面下部に「未保存の変更があります」「変更を保存するか、破棄してください」という保存バーが表示されます。「保存」をクリックすると設定が反映されます。変更を取り消したい場合は「破棄」をクリックします。
リマインダーメッセージの編集
「リマインダーメッセージ」のブロックでは、通知時に送るメッセージを「メッセージ内容(本文)」と「埋め込み(Embed)」の2つの要素で作成できます。両方を組み合わせることも、どちらか一方だけにすることもできます。編集中の内容は、下の「PREVIEW」エリアで確認できます。
メッセージ内容(本文)
「メッセージ内容 (Content)」の入力欄に、Bot が送る本文を入力します。
- 最大 2000 文字まで入力できます(入力欄の右上に現在の文字数
現在/2000が表示されます)。 - Markdown 記法に対応しています。
埋め込み(Embed)
埋め込みは、タイトルや説明、画像などを枠付きで見やすく表示できる装飾メッセージです。編集はタブで切り替えながら行います。
| タブ | 主な入力項目 |
|---|---|
| 「基本設定」 | タイトル(0/256)、タイトルURL、説明 (Description)(0/4096)、カラー |
| 「著者 (Author)」 | 著者名 (Author Name)(0/256)、著者URL、アイコンURL |
| 「画像設定」 | 画像URL (Main Image)、サムネイルURL (Thumbnail) |
| 「フッター」 | フッターテキスト(0/2048)、フッターアイコンURL、タイムスタンプを表示 |
| 「フィールド」 | 「フィールドを追加」で項目を追加(最大25個)、各フィールドの Name / Value / Inline |
- タイトル/説明などの文字数上限を超えると、文字数表示が赤色になります。
- 「カラー」は、左のカラーピッカーまたは
#FFFFFF形式の入力欄で、埋め込み左側に付く帯の色を指定します。 - 「画像URL」は埋め込みの下部に表示される大きな画像、「サムネイルURL」は右上に表示される小さな画像です。
- 「タイムスタンプを表示」を「ON」にすると、フッターに日時が表示されます。
- 「フィールド」タブでは「フィールドを追加」で項目を増やせます。各フィールドの「Inline」をオンにすると横並びで表示されます。不要なフィールドはゴミ箱アイコンで削除できます。フィールドは最大25個までです。
画像やアイコンに使う URL は、https:// で始まる公開アクセス可能な画像 URL を指定してください。{Reminder.◯◯} のような変数を含む URL は、プレビュー上ではリンクや画像として表示されず、通常のテキストとして扱われます。
変数を差し込む
メッセージ内容や埋め込みの各入力欄には、入力欄の右側にある変数ボタン(+ のアイコン)から変数を挿入できます。リマインダー機能では Reminder の名前空間が使え、{Reminder.◯◯} のような変数をメッセージに差し込めます。
変数の基本的な使い方は 変数とプレースホルダー を参照してください。
差し込める主な情報には、リマインダーの ID・本文・作成者・送信先チャンネル・場所・送信時刻・繰り返しの種類・参加者のメンション・添付などがあります。
プレビューで確認する
入力した内容は、下の「PREVIEW」エリアにリアルタイムで反映されます。
- 「🖥️ PC」「📱 Mobile」のボタンで、パソコン表示とスマートフォン表示を切り替えて確認できます。
- 画面が狭い場合は「プレビューを開く」ボタンから、別画面でプレビューを確認できます。
プレビューに表示される Bot の名前とアイコンは、設定中の Bot のものが使われます。実際の通知メッセージも、この Bot から送信されます。
コマンド一覧
リマインダー機能では、Discord 上で次のスラッシュコマンドとボタンを利用できます。いずれもサーバー内専用で、コマンドへの応答はあなただけに見える形(エフェメラル)で返されます。
/reminder create(新規作成)
新しいリマインダーを作成します。時刻と本文を指定すればその場で作成でき、すべての項目を指定しなかった場合は対話式のウィザードが開きます。
- 時刻(when): 相対指定(
10m2h3d1wなど)、絶対指定(2026-05-01 18:00)、自然言語(明日18時など)に対応します。 - 本文(message): 必須項目です。最大 2000 文字まで入力できます。
- 送信先(channel): 省略するとコマンドを実行したチャンネルが使われます。
- 場所(location): 任意。最大 200 文字です。
- 参加者(participants): 通知時にメンションするユーザー/ロールを指定します(合計最大 10 件)。
- 添付/リンク(attachment_url / link_url / link_label):
http/httpsの URL を最大 3 件まで添付できます。リンクボタンのラベルは最大 80 文字です。 - 繰り返し(repeat_type / repeat_until / repeat_count): なし/毎日/毎週/毎月と、終了日や回数(最大 365 回)を指定できます。
サーバーのメンバーであれば誰でも実行できます(コマンド権限設定で制限することもできます)。サーバー管理者は、ほかのメンバーを参加者に含むリマインダーも作成できます。
/reminder edit(編集・管理)
作成済みのリマインダーを一覧表示・確認・管理します。reminder_id を省略すると一覧が開き、指定するとそのリマインダーの詳細エディターが開きます。詳細エディターでは、時刻・本文・送信先・場所・参加者・URL・繰り返し設定の変更、完了処理、スヌーズ、削除ができます。
- 一覧は 1 ページあたり 25 件で、ページ送りができます。状態(保留中/送信中/送信済み/完了/失敗)で絞り込めます。
- 自分が作成したリマインダーのみが対象です。サーバー管理者は「管理者に全リマインダー閲覧を許可」がオンのとき、サーバー内のすべてのリマインダーを閲覧・編集できます。
reminder_idの入力時には候補(オートコンプリート)が表示され、チャンネル名と日本時間の予定時刻が確認できます(最大 25 件)。
完了済みのリマインダーは編集できません。削除したい場合は /reminder edit の一覧から行ってください。
通知メッセージのボタン
リマインダーが送信されると、メッセージにいくつかのボタンが付きます。これらは作成者またはサーバー管理者だけが操作できます。
| ボタン | 役割 |
|---|---|
✅ 完了 | リマインダーを完了状態にします。完了するとボタンが ↩️ 完了取り消し に変わります。 |
↩️ 完了取り消し | 完了済みのリマインダーを送信済み状態に戻します。 |
⏱️ 10分後 / 🕐 1時間後 | リマインダーを今から 10 分後 / 1 時間後に再通知(スヌーズ)します。完了済みの場合は操作できません。 |
📋 一覧で開く | 詳細エディターを開き、すべての管理操作を行えるようにします。 |
このほか、作成時に指定した URL がある場合は、最大 3 つのリンクボタンがメッセージに追加されます。ラベルを指定しなかったリンクは 開く と表示されます。
実際の動作と既定値
ダッシュボードでの設定とは別に、Bot は次のように動作します。
- 送信時刻の判定: Bot は約 15 秒ごとに送信予定のリマインダーがないかを確認し、予定時刻になったものをまとめて送信します。秒単位ぴったりではなく、数十秒程度のずれが生じることがあります。
- 通知メッセージ: 予定時刻になると、指定したチャンネルに
⏰ リマインダーというタイトルの公開メッセージが送信されます。本文・作成や場所の情報・参加者のメンション・操作ボタンが含まれます。 - 時刻の入力形式: 相対(
10m2h3d1w)、絶対(2026-05-01 18:00、日本時間として扱われます)、自然言語(今日明日明後日来週、曜日名、18時や18:30、2日後15時などの相対指定)に対応します。自然言語は「自然言語の日付入力を許可」がオンのときに使えます。 - 既定の繰り返し: 新規作成時の繰り返しは「なし」です。毎日は 1 日ごと、毎週は 7 日ごと、毎月は翌月の同じ日が次回になります。
- 毎月の繰り返しの日付調整: 31 日など翌月に存在しない日を指定して毎月繰り返す場合は、その月の最終日に自動で調整されます(例: 1 月 31 日 → 2 月 28 日 / 29 日)。
- 繰り返しの終了: 指定した終了日を過ぎる、または指定した回数を使い切ると、次回は予約されません。終了日も回数も指定しない場合は、明示的に止めるまで繰り返します。
- 繰り返しを「なし」に戻したとき: 終了日と残り回数の指定は自動的にクリアされ、次回以降は再送されなくなります。
- 管理者の操作: サーバー管理者は(「管理者に全リマインダー閲覧を許可」がオンのとき)他メンバーのリマインダーを完了・編集・削除できます。管理者が完了させたリマインダーは、作成者が「完了取り消し」で元に戻せます。
スヌーズの動作は次のとおりです。
10分後/1時間後ボタンを押すと、リマインダーは「保留中」に戻り、新しい時刻に再通知されます。通知メッセージには新しい予定時刻とスヌーズ回数が反映され、操作した本人にだけ確認メッセージが返ります。- スヌーズは完了済み・失敗以外の状態(保留中/送信済み)でのみ行えます。
上限とクールダウン
リマインダー 1 件あたりの上限は次のとおりです。
| 項目 | 上限 |
|---|---|
| 本文の文字数 | 2000 文字 |
| 場所の文字数 | 200 文字 |
| 参加者(ユーザー + ロールの合計) | 10 件 |
| 添付/参照 URL | 3 件 |
| リンクボタン | 3 個(ラベルは各 80 文字まで) |
| URL の長さ | 1 件あたり 500 文字 |
| 繰り返し回数 | 最大 365 回 |
このほか、/reminder edit の一覧は 1 ページ 25 件、reminder_id の候補表示は最大 25 件です。Bot は送信予定のリマインダーを 1 回の確認(約 15 秒間隔)につき最大 100 件まで処理し、それを超える分は次回の確認に回されます。
これらの上限は無料・プレミアムにかかわらず適用される機能上の制限です。現在はベータ版のため、本来プレミアム向けの機能も含めてすべての機能をすべてのユーザーが無料で利用できます(全員にプレミアムが付与されています)。
表示されるメッセージ
リマインダー機能の操作中に Bot が表示する主なメッセージは次のとおりです。原文のまま引用します。
成功時のメッセージ
- 作成時:
リマインダーを作成しました(ID・送信先・送信時刻・本文などをまとめた埋め込みが表示されます) - 完了時:
リマインダーを完了にしました - スヌーズ時:
リマインダーを [10分後|1時間後] にスヌーズしました。次回: ...(次回の予定時刻が日本時間で表示されます) - 編集時:
リマインダーを更新しました - 削除時:
リマインダーを削除しました
入力エラーのメッセージ
- 時刻の形式が正しくない:
時間の形式が正しくありません。`10m` `2h` `3d` `2026-05-01 18:00` または `明日18時` の形式で入力してください - 過去の時刻を指定した:
現在より未来の時刻を指定してください - 本文が空:
本文を入力してください - 場所が長すぎる:
場所は200文字以内で入力してください - 参加者が多すぎる:
参加者は最大10件まで指定できます - 添付 URL が多すぎる:
添付 URLは最大3件まで指定できます - URL の形式が不正:
添付 URLは http/https URLを指定してください - URL が長すぎる:
添付 URLが長すぎます - 繰り返しなしで終了日/回数を指定した:
繰り返しなしの場合、終了日や回数は指定できません - 繰り返し回数が範囲外:
繰り返し回数は1以上で指定してください/繰り返し回数は最大365回までです
状態・権限に関するメッセージ
- リマインダーが見つからない:
指定されたリマインダーが見つかりませんでした - 完了済みを編集しようとした:
完了済みのリマインダーは編集できません。削除は `/reminder edit` の一覧から行えます- 操作権限がない:
このリマインダーを操作する権限がありません - ウィザードの有効期限切れ:
このウィザードは期限切れです。もう一度 `/reminder create` を実行してください - DM で使おうとした:
ギルド内でのみ使用できます - 機能が無効化されている:
Reminder 作成コマンドは無効化されています/Reminder 編集コマンドは無効化されています
送信時にチャンネルへアクセスできない場合は、送信先チャンネルが見つからないか、テキストチャンネルではありません のようなメッセージが該当のリマインダーの詳細表示に記録されます。
注意点・うまくいかないとき
- 送信が「失敗」と表示される: 予定時刻にチャンネルが削除されている、または Bot がそのチャンネルを閲覧・送信できない場合、リマインダーは「失敗」状態になります。
/reminder editの詳細表示で「最終エラー」を確認でき、送信先や時刻を編集し直すと再び保留中に戻して再送できます。Bot にはリマインダーを送るチャンネルでの閲覧・メッセージ送信・埋め込みリンクの権限が必要です。 @everyone/@hereは展開されません: 参加者に@everyoneや@hereを含めても、全員への通知には展開されません。明示的にメンションしたユーザー/ロールにのみ通知が届きます。- メンション不可のロール: 一般メンバーがメンションできないロールを参加者に指定すると、
... はメンション不可です。ロール参加者は管理者に依頼してくださいというメッセージが表示されます。 - 完了済みは編集できません: 完了させたリマインダーは内容を編集できません。削除は
/reminder editの一覧から行えます。再び操作したい場合は通知メッセージの↩️ 完了取り消しで送信済み状態に戻してください。 - ウィザードの有効期限:
/reminder createの対話式ウィザードには有効期限(約 15 分)があります。途中で時間が経つと期限切れになるため、その場合はもう一度コマンドを実行してください。 - 時刻の扱い: 絶対時刻や自然言語の時刻は日本時間として解釈され、表示も日本時間に変換されます。相対指定(
10mなど)は現在時刻からの経過時間です。 - 繰り返しの編集・削除: 繰り返し中のリマインダーを編集すると、変更は次回以降の通知に反映されます。削除した場合は、その先の繰り返しも止まります。
よくある質問
設定したのにリマインダーが動きません
まず、ページ上部の「機能の有効化」がオンになっているか確認してください。次に、「コマンド権限設定」で /reminder create の「コマンドを有効化」がオンになっているか、権限設定で対象のメンバーが利用できる状態になっているかを確認してください。
「明日の18時」のような書き方で日時を指定できません
「入力と表示範囲」の「自然言語の日付入力を許可」がオフになっている可能性があります。オンにすると自然言語での日時指定が利用できます。
他の人のリマインダーを管理者が確認したい
「入力と表示範囲」の「管理者に全リマインダー閲覧を許可」をオンにしてください。プライバシーに関わる設定のため、必要なときのみオンにすることをおすすめします。
次のステップ / 関連ページ
- コマンドの権限設定 — コマンドごとの権限の考え方
- 変数とプレースホルダー — メッセージに差し込める変数の使い方
- 埋め込みメッセージ — 埋め込み(Embed)の作り方
- Bot の作成と設定の基本 — 機能の有効化と保存の流れ